************************** * Fractal CGs * ************************** 1993/02/16 2000/05/28 2005/04/17 by M.Nakamura ■ご注意  本プログラムは、93年当時に作成したものに対して、この README.TXT の一部 だけを修正しました。(以前のファイル名は README.DOC でした。) 以下で「98用です」とありますが、これはNECの PC-9801 シリーズのDOSを 指しています。Windows(R) 98 のことではありませんので、ご注意ください。 ただし、以下にもある通り、本文の内容には機種依存性はありません。 ■はじめに  本プログラムは、私のレポートをフリーソフト用に手直ししたものです。(一体 何のレポートでしょう?)フラクタルの不思議な図形をいくつか紹介してあります。 これといって真新しいものはありませんが、何も知らない方に対しての取り掛かり くらいにはなるかと思います。ただし、ターゲットを絞りきれなかったため、若干 冗長あるいは半端なところがあるかもしれませんが、ご愛敬ということでお許し願 います。サンプルプログラムは98用ですが、本文の内容には機種依存性はありま せん。 ■配布内容  README TXT このファイル  REPORT DOC レポート文書  REPORT TEX LATEX用テキスト  FIG01 COM イ   〜 、説明図(自己解凍式)  FIG24 COM コ  MAP1 COM 立体図サンプルその1(自己解凍式)  MAP2 COM 立体図サンプルその2(自己解凍式)  MANDEL BAS マンデルブロ集合表示プログラムソースリスト(図1〜7のもと)  JULIA BAS ジュリア集合表示プログラムソースリスト(図8〜20のもと)  NEWTON BAS ニュートン法による解法プログラムソースリスト(図21〜24のもと)  PRG01 EXE ・   〜 ・説明図作成用プログラム  PRG24 EXE ・  MANDELP BAS マンデルブロ集合高さデータ取得プログラムソースリスト  MANDELP EXE 同 実行形式  JULIAP BAS ジュリア集合高さデータ取得プログラムソースリスト  JULIAP EXE 同 実行形式  MAPOLYN BAS 立体図表示プログラム「マポリン」ソースリスト  MAPOLYN EXE 同 実行形式  GLOAD BAS 画像データローダソースリスト  GLOAD EXE 同 実行形式 ■ファイルの説明  REPORT.DOC と REPORT.TEX がメインのファイルです。2つの内容はまったく同じ ですが、やはり TEX で見た方が見やすくて良いでしょう。もとのレポートには説 明図を白黒で印刷したものを添付しておいたので、そちらの説明になっている部分 もありますが、あまり影響はないと思いますので訂正はしていません。  FIG01.COM 〜 FIG24.COM および MAP1.COM, MAP2.COM は WCGI によって作成 したファイルで、98の16色表示可能な機種で実行すると、各図を表示します。 FIG の各数字はレポート内の数字に対応しており、また、MAP の方は「おまけ」の 図です。(本文参照)  MANDEL.BAS, JULIA.BAS, NEWTON.BAS は各説明図作成のためのサンプルプログラ ムで、共通となる部分などがまとめてあります。すべて QuickBASIC で 作成してあり、必要な部分を取り出してそれぞれコンパイルしたものが PROG01.EXE 〜 PROG24.EXE です。これらのプログラムを実行してパラメータを入力することで、 各図が得られます。これらのプログラムはまったく基本的な構文しか使っていない ので、他のどの言語にでも変更できるものと思います。  MANDELP と JULIAP は3次元データを得るものです。実行すると「MAP.DAT」とい うファイルを作成します。このファイルを MAPOLYN に読み込ませることで立体表示 が可能となります。MAPOLYN でパラメータ入力時に表示される数字は、デフォルト の値を表しています。100 × 100 × 高さ 70 くらいのデータに合わせてみました。  GLOAD は画像データをロードするものです。各プログラムは、終了時に「B」「R」 「G」「E」という4つのファイルに画像を保存するので、これを表示するときに使 います。コマンドラインから「SET QBGRPNEC=(^_^)」とでもしておくと、終了時に 画面を消去しません。 ■著作権について  よく分かりません…。(^^;)  基本的に各プログラムは私が作成したものですが、数式やパラメータなどは(こ れらに著作権があるのか分かりませんが)、長い間に多数の書籍等を見てきた中で のものです。記憶にあるものの例として、FIG24 は 宇敷重広訳「フラクタルの美」 (シュプリンガー・フェアラーク東京 1988)の Map77,78 と同じものです(まった く同じではありませんが)。また、記憶のないものの例としては、「ミルナー関数」 というものをどこで覚えたのか分かりません。ですが、何かの書籍で例として載っ ていたものだと思います。これらの理由から、著作権については、やっぱりよく分 かりません(^^;)。良心のもとで扱ってください。何か問題があった場合は訂正した いと思います。 ■その他  プログラムの細かいことについては、必要ないと思って説明していません。プロ グラムに限らず、質問や意見がございましたらお気軽にどうぞ。 -- 中村